【ナイショ話31】にいがた♥ココ好き巡り(上越市編)
2021年12月1日(水)

上越市といえば、越後の武将・上杉謙信公のふるさと。春日山城跡や謙信公の銅像もあり、ゆかりの地巡りも人気ですよね。
そんな上越市春日山城下、高田地域には11月30日夜半から12月1日に「川渡餅(かわたりもち)」を食べる風習があります。※『新潟発R』17号参照
これは、上杉謙信が「川中島決戦」の前夜、家臣たちに餅を配って士気を高めたことに由来するそうです。

たっぷりのあんこで包まれた川渡餅は、毎年11月30日と12月1日の2日間だけ市内の菓子店で販売されます。
11月30日夕方、17号でご紹介したもちや菓子店さんにお邪魔したところ、餅目当てのお客さんでいっぱい!店内にはこの日のために用意された餅がずらりと並んでいました。
高田本町商店街には「川渡餅」と書かれた白いのぼりがたくさん立ち、伝統を重んじる上越市民の愛情とパワーを感じられます。
食べると厄除けができる縁起物。ぜひ食べてみてください!
(編集 MATSUNAGA)